ゾイドワイルド完。

『ゾイドワイルド』第２～３巻
著者：森茶

『コロコロコミック』にて連載されていた『ゾイドワイルド』のコミカライズ――これにて完結。
読み終えての感想としては、かなり良かった。

漫画版オリジナル形態や、アニメでは叶わなかったベーコンの復活と共闘が描かれ、誰もが見たかったであろうIF展開となっている。

これまたアニメとは違った結末を含め、個人的には好き。

オニギリとペンネに出会って、すぐにドレイク戦、そして最終決戦なのが急ぎ足ではあるものの、凝縮されていて結果的には良かったのではないかと。
ただ、デスメタル四天王のトリュフが登場せず、フリーダム団のソルトとギョーザとヨウカンもラストで顔見せだけだったため、相棒ゾイドも活躍が見られなかったのは残念。

ちなみに10年後のペンネたんが素敵。

アニメがまず大きなお友達向けではないため、コミカライズもかなり『コロコロ』のメイン読者層に向けた内容ではあるが、一見の価値はあると思う。
現在、『ゾイドワイルド２』が連載中なので、単行本化したら読みたい。


『ゾイドワイルド』第１巻の感想はこちら