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流遠亜沙 ASSAULT formの局地戦な日々 ver.2

 

流遠亜沙 ASSAULT formが運営するサイト『局地戦用強襲型機動兵器・改』の付属ブログです。

『ゾイドワイルド』ファンブック&2


『ゾイドワイルドファンブック Vol.1』&『ゾイドワイルド2』


昨年末に発売された『ゾイドワイルド』のファンブックと漫画単行本。
まずはファンブックから。


『ゾイドワイルドファンブック Vol.1』

カバーは付いておらず、いわゆる“雑誌”扱いなので探す際は注意が要る。
地元のツタヤでは児童書のコーナーにあった。
付録があるので値段のわりには薄い。

付録は組み立て式のボックスで、M型ゾイドなら余裕で収納可能。
強化パーツやキャップなどを入れるのもアリ。

内容は発売済みのゾイドや世界観などの紹介がほとんどだが、デジラマのクオリティが高いのでなかなか見応えがある。
新作であろうオメガレックスもちらっと掲載されている。
バトストが存在しないので他に何が載るのか判らなかったが、現在『コロコロ』にて連載中の『ゾイドワイルド2』の前日譚と、ファンの間では伝説とされている上山道郎氏の『機獣新世紀ゾイド』の番外編が掲載されている。

『Vol.1』と表記されているので続刊に期待したいが、このペースだと来年だろうか。


『ゾイドワイルド2』
著者:森茶

前作『ゾイドワイルド』のコミカライズも手掛けた森茶氏が描くオリジナルストーリー。
世界観は同じだが、アラシ達の時代から500年後の未来が舞台で、主人公はいわゆる治安維持を目的とした組織に所属している少年。


児童誌なので対象年齢は低めだが、前作に比べれば確実に上がっている雰囲気を感じる。
ゾイドの描写については前作から秀逸だったのに加え、オリジナルキャラ達が魅力的に描かれているため、かなり面白い。
特にスナイプテラのライダー・大空イルカが、ちょっとサイコパスな美少年というのも今時というか、上の年齢層を意識しているようで好感が持てる。

なにより、明らかに前作より著者が楽しんで描いてる感が伝わってくる。

情報がまったくないオメガレックスがすでに登場している点も含め、続きが気になる作品。
アニメだけでなく、こちらもオススメ。

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