きっと、また逢える

「日付で言うと昨日――2月10日をもって『ルパパト』が最終回を迎えました」

「大団円だったな!」

「誰かが犠牲になる事もなく、それでいてご都合主義でもない、とても気持ちの良い結末でしたね」

「しいて言うなら、巨大ロボ戦がなかったのが残念。最終話はやらないパターンも多いけど、前話もアバンしかロボ戦やってないのよ。ビクトリーとサイレン、両ストライカーのロボ戦はもっと観たかった……」

「あの2つは登場も後半からだったしな」

「まあ、今年は話数も少し多かったですし。足りない分はミニプラを眺めて我慢しましょう」

「ドラグニオの結末は、組織のボスとしてはちょっと物悲しいものがあったわ」

「元々、組織を後継者に譲るつもりだったとはいえ、自分が老いていた事を突き付けられ、自害する事も叶わなくなった訳ですしね」

「しかしラスボスが倒されずに拘束されるとはな」

「きっとVシネで見せ場があるに違いないわ」

「ジャックポットストライカーの登場には驚きました。もうTVシリーズでの登場はないと思っていましたから」

「だな。しかも、かなり美味しい役どころだ」

「台詞も、ちゃんとCV・藤原啓治だったわ」

「CVで言えば、最後に登場するギャングラー・カーゼミーの声は緑川光さんでしたね」

「戦隊だと『マジレンジャー』のインキュバス怪人が最後の印象だったけど、実際そうみたい。14年ぶり」

「『アバレンジャー』の爆竜・トップゲイラーや、『電王』のイマジン・ネガタロスだな」

「記憶に新しいところだとアニメの『SSSS.グリッドマン』で、実写版と同じくグリッドマンを演じられています」

「「貴様等、死ぬほど痛かったぞ!」っていう台詞があって、なんか聞いた事あるなと思ったんだけど……」

「『ガンダムW』のヒイロのパロディでしょうね。元は「死ぬほど痛いぞ」でした」

「いわゆる“中の人ネタ”か」

「本編については、もう面白かったとしか言いようがない。見てない人には申し訳ないけど、Twitterで割りと頻繁に呟くらい、お約束もありつつ新鮮な作品だった」

「例年に比べるとシリアスでしたが、その分、熱い展開だったように思います」

「だな。怪盗側の事情と、警察側の正義がぶつかる、ドラマとしても熱かった。それでいて怪人側の存在感が薄れる事もなく、しっかりとヒーロー番組の体を成していた」

「はい。『ルパパト』、とても素晴らしい作品でした」

「終了後の提供クレジットシーンは、本編から繋がってるイメージだったわね」

「例年だと友好的な感じで新レッドと旧レッドがバトンタッチをしますが、今年も少し変化球でしたね」

「だが、新レッドが登場する前に、今年は初の試みとして、新番組の前に特番をやるそうだな」

「これでライダーが9月、戦隊が3月開始で、ちょうど半年ずれる事になるけど、それも狙ってるのかしら?」

「それなら『ディケイド』の際に調整できた気もしますが、改変期などの事情もあったのかもしれませんね」

「なんであれ、4週連続と楽しめるのだ。期待したい」

「新番組の『リュウソウジャー』もね」
『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』公式サイトはこちら
『騎士竜戦隊リュウソウジャー』公式サイトはこちら
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