時間も記憶も全部、僕が未来に持って行く

『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』

全国公開から約２ヶ月遅れで、宮崎でも上映開始。
日曜の夜に観に行ったのだが、公開２日目（しかも上映は１日２回）にも関わらず、観客は自分含め３人……これがアニメ過疎地の現実。

とはいえ、作品自体は非常に良かった。
開始すぐの麻衣先輩と翔子さん（大人）のド修羅場、もっと見たかった……。

いやね、TVシリーズは章ごとのヒロインがいた訳だけど、今回はそれが翔子さんで、もう可愛いの愛おしいの……正直、キュンキュンしっぱなしですわ。
TVシリーズでは中学生と高校生（回想）だったけど、今回は大学生くらいの大人の姿で登場し、更に小学生の姿まで……うへへ。

とまあ、しょうもない事ばかり書いてるが、どんなに言葉を尽くしたところで、この作品の良さは伝えづらい。
泣けるとか感動するとか、そんな薄っぺらい表現になってしまうので。

ただ、とても良かった……。

「クッソ暑いばっかりで、夏なんてロクなもんじゃねえよ！」――そんな人にこそ、涼しい映画館で『青ブタ』を観て、青春の甘酸っぱい気持ちを味わって、観た後でほんの少しでも優しい気持ちになってもらいたい。

来場者特典は鴨志田一書き下ろし小説『青春ブタ野郎はホワイトクリスマスの夢を見る』電子書籍ダウンロードカード＋オリジナルクリアファイル（２種ランダム）。
猫と戯れる翔子さん、俺得！

舞台は冬だが、不思議と夏に観るにはぴったり（青春＝夏っぽいから？）な作品なので是非！


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