アラサーOLとJKが贈る、『ガンプラ』日常コメディ!!
『ガンダムエース』にて連載中の『HGに恋するふたり』が単行本化!
主人公は仕事の出来る女として周囲からは羨望の眼差しを向けられているが、実は重度の『ガンダム』オタクである事を周囲には隠している、いわゆる隠れオタ(ちなみに、あたしの4つ下)。
そんな彼女がある日、思い入れのあるMSであるストライクガンダムのガンプラを持った少女と出会う。
これは『SEED』世代のアラサーOLと、『SEED』の年に生まれた現役JKが、ガンプラをきっかけに出会い、交流する物語である。
『ガンダム』に限らないけど、オタクって知識量なんかでマウント取りがちだよね。
中途半端にしか知らないくせに「『ガンダム』好きなんだよねー」とか、間違った事を言うと、四方八方から矢が飛んでくるというか。
特にあたしの学生時代――まだ“富野ガンダムとそれ以外”みたいな分け方だった頃は、それが顕著だったように思う。
あの頃はまだ今みたいに、本当の意味で『ガンダム』がメジャーな存在じゃなかったから、ライトユーザーが少数派だったせいもある。
コアなファンでも、平成ガンダム世代にとっては、やや肩身が狭かった。
『逆シャア』までの宇宙世紀至上主義者って、なんで排他的なの!?
アムロやシャアで出なくてもいいじゃない!
ガンダム同士で殴り合ったり、美少年達がパイロットでもいいじゃない!
面白ければいいじゃない……ッ!!
いやまあ、特に嫌な思い出がある訳じゃないけど。
田舎だったし。
宇宙(そら)、可愛い。
今時のJKとしては素直というか無邪気だけど、実に愛らしい。
妹だし!
すでに連載では登場しているが、次巻では凄腕モデラ―のツインテJKも参戦――ツンデレだ!
同世代なら主人公・さやかに感情移入するもよし、可愛らしいJK達を愛でるもよし。
単純に面白いので、特に『ガンダム』好きかなくてもオススメ。
ちなみに百合成分は意外にも、ほとんどない。
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