忍者ブログ

流遠亜沙 ASSAULT formの局地戦な日々 ver.2

 

流遠亜沙 ASSAULT formが運営するサイト『局地戦用強襲型機動兵器・改』の付属ブログです。

35歳じゃボケェェェッ!

流遠亜沙 ASSAULT form
「紅桜、まずは美味い水をくれ!」

紅桜(べにお)
「申し訳ありません。私は通信越しのため、水をお出しする事は出来ません」





流遠亜沙 ASSAULT form
「この風、この肌触りこそ戦争よ!」

紅桜(べにお)
「?」

流遠亜沙 ASSAULT form
「自分の力で勝ったのではないぞ! そのモビルスーツの性能のおかげだという事を忘れるな……!!」

紅桜(べにお)
「……マイスター、どうされたのですか?」

流遠亜沙 ASSAULT form
「…………」

ツバキ ASSAULT form
「誕生日で35歳になったから、同い年のランバ・ラルを気取ってみたけど、意図を理解してもらえず途方に暮れてますね」

流遠亜沙 ASSAULT form
「ツバキさ~ん!」

ツバキ ASSAULT form
「はいはい、ツバキさんですよ」

流遠亜沙 ASSAULT form
「見習え、紅桜! これが看板娘の仕事やぞ!」

ツバキ ASSAULT form
(否定したいけど出来ない……)

紅桜(べにお)
「理解しました――ランバ・ラルか」

流遠亜沙 ASSAULT form
「遅い! そんなんじゃソロモンに1番乗り出来ないわよ」

紅桜(べにお)
「カイ・シデンか」

流遠亜沙 ASSAULT form
「正解! やれば出来るじゃん、べ~におちゃ~ん!」

紅桜(べにお)
「キモいです、このブタ野郎。底辺でクズのダメ人間が。死ねばいいのに」

流遠亜沙 ASSAULT form
「…………生まれてきてごめんなさい。生きててごめんなさい。死にます」

紅桜(べにお)
「? ツバキ、マイスターがへこんでいますが、私は何か間違えたのでしょうか」

ツバキ ASSAULT form
「誕生日にその罵倒は、さすがに堪えたんじゃないですか?」

紅桜(べにお)
「ご褒美と、そうでないタイミングがあるのですね。難しいです」

流遠亜沙 ASSAULT form
「ツバぴょんさ~ん。膝枕で、よしよしして、慰めて~」

ツバキ ASSAULT form
「しっかりしてください。ランバ・ラルがそんな事を要求しますか?」

流遠亜沙 ASSAULT form
「実はハモンと2人きりの時は、してもらってたかもしんないじゃん。赤ちゃんプレイに興じてたかもしんないじゃん」

ツバキ ASSAULT form
「嫌な想像をしてしまいました……」

流遠亜沙 ASSAULT form
「だいたい、あんな35歳、おかしいじゃない。どんな人生を送れば、あんな風にヒゲが似合って、部下達に慕われて、内縁の妻までいるカッコイイおじさんになれるのよ」

紅桜(べにお)
「『ガンダム』は架空の物語です」

流遠亜沙 ASSAULT form
「…………」

ツバキ ASSAULT form
「紅桜、それを言ってはお終いです」

紅桜(べにお)
「難しいです」

ツバキ ASSAULT form
「ちなみに、野原ひろしと両津勘吉も35歳だそうですよ」

紅桜(べにお)
「『ガンダム』シリーズだと他に、ギレン・ザビ、シーマ・ガラハウ、ストライカー・イーグル、アリーアル・サーシェスがマイスターと同い年です」

ツバキ ASSAULT form
「ストライカー・イーグルって、伝わりますかね……」

流遠亜沙 ASSAULT form
「『Vガンダム』で藤原啓治さんが演じたキャラよ! あと、『08小隊』のエレドア・マシスと、『ガンダムW』のノベンタ元帥も忘れないで……!」

ツバキ ASSAULT form
「その2人は藤原啓治ボイスというだけで、35歳じゃありませんけどね」

流遠亜沙 ASSAULT form
「……なんで、こんな話してるんだっけ?」

ツバキ ASSAULT form
「貴方が35歳の誕生日だからって、ランバ・ラルごっこを始めたからですよ」

流遠亜沙 ASSAULT form
「おかしい……あたしが思ってた35歳って、こうじゃない」

ツバキ ASSAULT form
「どうなる予定だったんですか?」

流遠亜沙 ASSAULT form
「明確なビジョンはなかったけど、こんなんじゃない。こんなんとか言うな」

紅桜(べにお)
「自分で言うとるやないかーい」

流遠亜沙 ASSAULT form
「……あ、うん、そうだね」

紅桜(べにお)
「ツバキ、私はまた間違えたのでしょうか」

ツバキ ASSAULT form
「間違ってはいませんが、キャラの方向性でしょうか」

紅桜(べにお)
「難しいです」

流遠亜沙 ASSAULT form
「まあいいや。あたしなりの35歳になればいいよね。そう、誰とも似てない、あたしだけの35歳に! あたしらしい35歳に……!」

紅桜(べにお)
「……なんでしょう。マイスターのドヤ顔を見ていると、ひどく形容しがたい感情が溢れてきます」

ツバキ ASSAULT form
「それはきっと“イラッとする”だと思います」




ツバキ ASSAULT form
「仕切り直して参りましょう――いつもマイスターの小説にご感想をくださる城元太さんが、イラストを描いてくださいました。『ゾイやみ』の、やみ子さんと私ですね」

紅桜(べにお)
「マイスターが誕生日にイラストを送っているので、そのお返しに描いてくださったそうです。手描きしたものを、デジカメで撮影して送ってくださいました」

ツバキ ASSAULT form
「嬉しいですね。優しい雰囲気が素敵です」

流遠亜沙 ASSAULT form
「ありがたいわ。なんか、こういうのをもらうと、こみ上げてくるものがあるというか……ありがたい」

紅桜(べにお)
「マイスターのしょうもないコメントでイラッとした心が浄化されるようです」

流遠亜沙 ASSAULT form
「しょうもない……」

ツバキ ASSAULT form
「城元太さん、素敵なイラストをありがとうございました。どうしようもないダメ人間ですが、今後もマイスターと仲良くしてあげてください」

流遠亜沙 ASSAULT form
「どうしようもない……」

紅桜(べにお)
「こんな35歳はダメ、絶対」


PR